連続して捺印するにはシャチハタが便利だとはいえ、
- 価格が安い
- 組み合わせて使うことができる
などのメリットがあるゴム印も、まだまだ現役。
そのゴム印にはスタンプ台が必要ですが、スタンプ台にもいろいろな種類があります。
スタンプ台は、目的に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは市販されているスタンプ台と、それがどのような目的に適しているのかをまとめました。
シャチハタスタンプ台
シャチハタスタンプ台は、「最もメジャー」といえるスタンプ台です。
油性顔料系インクを使用し、PPC用紙などのコピー用紙に捺印すると、約3秒で乾きます。
そのため事務作業効率が高くなるのが特徴です。
また油性インクのため耐水性にすぐれ、退色しにくいのも特徴です。
水性顔料スタンプ台
水性顔料系インクを使っているため、にじみが少なく、耐水性や耐光性・耐インキ消し性に優れています。
そのため小切手や証券、手形など長期保存が必要な書類への捺印に適しています。
またノンカーボン紙や感熱紙・和紙などへの捺印にも適しています。
フォアコートスタンプ台
アート紙やコート紙など光沢がある紙は、インクが乾きにくいものです。
フォアコートスタンプ台は、光沢紙でも約1分で乾燥する、速乾タイプのスタンプ台です。
もちろん普通紙に使用しても、何ら問題はありません。
デュエットスタンプ台
黒のインクと、赤のインク、または朱肉がセットになったスタンプ台。
2段式になっているので場所も取りません。
2種のインクまたは朱肉の両方を多用する人におすすめです。
サンビースタンプ台
顔料系インクと速乾性インクを組み合わせることにより、鮮明でにじみにくいにも関わらず、瞬時に乾くのが特徴。
ゴム印・樹脂印などに広く使うことができます。