実印作成で重要なポイントをわかりやすく解説します

実印は「本人が確認したことを証明する」印鑑の中でも最も大切なものです。

マンションなどの不動産を購入するときや、遺産相続など、人生の重大なタイミングでも必要になります。

きちんとしたものが欲しいですが、印鑑を作成する機会自体がそう多くないため、なにをどう決めて実印を作ればいいのか迷ってしまいますよね?

どうすればきちんとした実印が作れるのか、おすすめのショップや、作成するときの注意点を交えて整理してみましょう。

実印を作るときの3つの注意点

実印を作るときは、

  • 価格
  • 素材
  • 納期

の3つは最低でもチェックしなければなりません。

価格は自分の予算に合っているか、素材は実印に適しているか、急ぎで必要な場合は納期が早いかどうかを確認しましょう。

実印作成おすすめショップ

数ある印鑑ショップの中から、当サイトが厳選した実印作成におすすめなネットショップ5店舗を紹介します。

どこのショップにするか迷った時は参考にしてみてください。

Inkans.com (はんこプレミアム)

価格 安い
素材 ゲンを担ぐ水晶・宝石が豊富
納期 プラス300円で最短即日出荷

とにかく安く作れるInkans.comが人気No.1です。

広告費を押さえることによって、商品を安く提供しています。

安さだけではなく、想像している以上に品質が良かったと、購入者からの評判もとても高いです。

貴重な琥珀を使用した印鑑も、毎日10本限定で70%オフの5,500円で購入できます。

印影の修正も無料で対応してくれるというのも嬉しいですね。

公式サイトはこちら

ハンコヤドットコム

価格 平均的
素材 摩耗に強いチタンが豊富
納期 最短即日出荷

印鑑をネット販売して15年以上になる老舗のサイト。

年間30万件以上の実績があり、名実ともに印鑑のネット販売業界で有名なショップのひとつです。

なんといっても魅力は配送スピード。自社内で印鑑を作成することによって、最短即日出荷を可能にしています。

また、実印で人気の印材には10年の保証がついているので、摩耗や破損で捺印ができなくなっても、無料で彫リ治しをしてくれます。

電話対応やサイトの情報量が充実していて、はじめて印鑑を作る人のためのカスタマーサポート体勢が整っています。

公式サイトはこちら

ハンコマン

価格 平均的
素材 凝ったデザインの印材が豊富
納期 西日本地域なら翌日到着

西日本なら翌日に商品を受け取ることができます。

個人印鑑2本セットは、実印・銀行印・認印から自由に組み合わせて作れます。

なお、印影の確認を希望する場合は、フォームから問い合わせなければなりません。

公式サイトはこちら

はんこdeハンコ

価格 やや安め
素材 ECO素材が豊富
納期 最短即日出荷

印材の種類はあまり多くありませんが、書体は多めの6種類から選べます。

購入した印鑑1本1本に無料でソフトケースが付いてくるので、わざわざ別でケースを買う費用も手間も省けます。

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平安堂

価格 高額
素材 高級本象牙が豊富
納期 通常最短5営業日〜 1本につき500円で最短2日でお届け

安さやスピードではなく、じっくりといいものを作りたいなら平安堂です。

象牙は100年保証と、驚きの長期保証が付いています。

また、印鑑供養もお願いできます。

公式サイトはこちら

実印を作るときの流れ

実印とは、住民登録をしている市区町村に登録をした印鑑のことです。

印鑑登録が完了してしまえば、どんなハンコも実印となります。

例えば、100円均一などで売られている三文判も実印として使うことができてしまいます。

しかし、安価なハンコは大量生産のため印影が全く同じです。

これでは簡単に偽造されてしまうため、セキュリティ上問題があります。

実印として登録をする印鑑は、ハンコ屋さんでしっかりと作ることが最も確実な方法です。

ハンコ屋さんで印鑑を作って、印鑑登録をするまでの大まかな流れは、

  1. 印鑑のサイズを決める
  2. 彫る文字を決める
  3. 文字の書体を決める
  4. 印鑑の素材を決めて注文
  5. 手元に届いた印鑑・顔写真付きの身分証・登録費用を持って市区町村の役所へ
  6. 必要書類に記入し、持参したものと一緒に提出
  7. 実印作成完了

となります。

実印として登録できる印鑑のサイズや文字にはきまりがあるので、順を追って確認していきましょう。

1:サイズを決める

個人の実印として登録できる印鑑のサイズは、一般的に8mm〜25mmです。

ただし、市区町村によって若干異なるため、必ず事前に確認をしましょう。

小さすぎると、銀行印や認印などと間違えやすくなってしまうので、ある程度大きいものを選びます。

なお、男女で相応しいとされているサイズが異なることをご存知でしょうか?

男性は15.0mm〜18.0mm、女性は13.5mm〜16.5mmあたりの大きさが一般的で、好まれていてます。

どうして男女でおすすめのサイズが違うのかというと、「女性の実印サイズを小さくすることで控えめな印象にする」という昔ながらの慣習が残っているためです。

しかし、近年は女性の経営者やビジネスウーマンも多く、男性と同じように、大きなサイズで作る女性も増えています。

あくまでも昔ながらの慣習なので、規定内で好みのサイズを選ぶとよいでしょう。

例えば、起業や心機一転を図ろうとしている場合は、大きめのサイズがおすすめです。

書類に他の人と並んで押印をするときに、「大きく重厚感のある実印を持っている」というだけで、信頼感が増す場合もあります。

もし、どうしてもサイズが決められない場合は、認印・銀行印・実印の順に徐々に大きいものにすると、「重要度」と「サイズ」がリンクして、わかりやすくなるのでおすすめです。

すでに認印や銀行印を持っている場合は、手持ちの印鑑とサイズを比較しながら実印の大きさを決めていくと、スムーズに進められるでしょう。

2:彫る文字を決める

サイズが決まったら次は、彫る文字を決めます。

苗字のみ・名前のみ・フルネームのどれでも実印として登録ができます。

ただし、市区町村によっては、フルネームの印鑑しか登録できないところもあるので、事前に確認をしましょう。

男性の場合

男性が実印をつく場合は、フルネームがおすすめです。

印鑑のサイズも大きいので、文字数は多い方が密度が増して見栄えがよくなります。

また、フルネームのほうが印影が複雑になるため、悪用されるリスクを下げられます。

未婚女性の場合

未婚の女性が実印を作る場合は、名前だけ彫ったものが便利です。

結婚して苗字が変わっても、そのまま実印として使い続けることができます。

印鑑の買いなおしや、印鑑登録のしなおしを省けます。

既婚女性の場合

フルネーム・苗字だけ・名前だけ、どれでも好みのものを作りましょう。

既婚女性の場合は、旦那さんの実印とバランスがとれるものを作るのがおすすめです。

同じ書類に夫婦で押印した時に、見栄えが良くなります。

外国人の場合

外国の人でも、住民登録をしていれば実印は作れます。

アルファベットもしくはカタカナの文字で印鑑登録ができます。

ただし、住民登録の時に「フリガナ」を併記していないと、カタカナ表記の実印は作れません。

3:文字の書体を決める

彫る文字まで決まったら、次は文字の書体を決めます。

引用:はんこdeハンコ

基本的にどの書体を選んでもかまいませんが、防犯の観点から、複雑で読みにくい篆書体や印相体が人気です。

印相体(いんそうたい)

篆書体から進化した書体で、印章のために作られたハンコらしい書体です。

吉相体(きっそうたい)や八方篆書体(はっぽうてんしょたい)とも呼ばれています。

実印だけでなく、開運などのゲンを担ぎたい人や、銀行印を作りたい人にもおすすめです。

古印体(こいんたい)

日本の漢字を基に作られた書体です。

隷書体と同様とても読みやすい書体なので、認印におすすめです。

篆書体(てんしょたい)

日本円のお札やパスポートにも押されている書体が篆書体(てんしょたい)です。

国宝である漢委奴国王印(かんのなのわのこくおういん)もこの篆書体が使われていて、書体の中で最も古くから存在しています。

とても読みにくいので、偽造がしにくく、実印の書体として人気があります。

行書体(ぎょうしょたい)

楷書体をくずして、筆運びが分かるような動きのある書体です。実印から認印まで幅広く好まれています。

柔らかな印象の文字のため、女性にも人気です。

隷書体(れいしょたい)

篆書体をより読みやすく・書きやすくした直線的な書体で、横長でスッキリしているのが特徴です。

日本円のお札に書いてある「日本銀行」や「壱万円」の文字は、隷書体で書かれていて、実はなじみの深い書体です。

楷書体(かいしょたい)

隷書体をさらに見やすくしたものが楷書体です。

読みやすい文字のため、分かりやすい印影が欲しい人におすすめです。

4:素材を決める

ここまでくれば、あとは素材を決めて注文するだけです。

代表的な印材の特徴を見てみましょう。

木材

まずは定番の木の素材から。

木の素材には、アカネ、アグニ、玄武など様々な種類があります。

実印だけでなく、銀行印や認印にも使われる素材です。

【木材の良いところ】

  • 軽い
  • 安い
  • 長持ちする

【木材の難点】

  • 朱肉がしみこみやすい
  • 劣化を防ぐため、保管に注意が必要

乾燥によるひび割れや、湿気によるカビ、火災による消失などを避けるために、きちんと管理をしましょう。

角・牙

象牙・水牛・マンモスなどが角・牙の素材です。

数千円程度の安価に手に入るものから、何万円もする高級なものまであります。

【角・牙材の良いところ】

  • 朱肉のノリが良くきれいに押せる
  • 耐久性があって丈夫

【角・牙材の難点】

  • 乾燥に弱い
  • タンパク質でできているので虫食いに注意する

直射日光にも弱いので、きちんとしたケースに納めてから、しまいましょう。

金属

最近とても人気があるのがチタン素材の印鑑です。

【金属の良いところ】

  • 水洗いできる
  • アレルギーがない
  • 耐久性抜群
  • シンプルでおしゃれな見た目

など、沢山あります。

【金属の難点】

  • 価格が高め

クールな見た目なので、素朴な味わいが欲しい人には向きません。

摩耗にかなり耐えられるので、押印をする機会が多い人にもおすすめです。

宝石・石

ローズクォーツ、ラピスラズリ、琥珀、キャッツアイなどが宝石・石の素材です。

見た目の美しさや、開運・金運などのゲン担ぎとして人気があります。

【宝石・石の良いところ】

  • 見た目が美しい
  • ゲンを担げる

【宝石・石の難点】

  • 衝撃に弱い

他の素材に比べて、耐久性に劣ります。

万が一落としてしまうと割れてしまう可能性があるので、慎重に保管・管理しましょう。

素材が決まったら、さっそくお目当てのサイトで印鑑をオーダーします。

はじめての実印作りが不安なら、ハンコヤドットコムがおすすめです。

ハンコヤドットコムの公式サイトはこちら

5:役所へ行く

オーダーした印鑑が手元に届いたら、いよいよ印鑑を登録しに行きます。

自分が住民登録をしている市区町村の役所へ行きましょう。

持ち物は

  • 登録する印鑑
  • 顔写真付きの身分証
  • 登録費用

の3つです

印鑑登録申請書に必要事項を記入して、持参したものと一緒に提出します。

申請書は各自治体の役所に備え付けてあるものや、ホームページからダウンロードしたものを使用してください。

登録費用は各自治体によって異なりますが、だいたい0円〜500円くらいかかります。

おおよそ10分〜20分ほどで登録手続きは完了します。

もし、なんらかの事情で本人が手続きを行えない場合は、委任状を添えて代理人に手続きをしてもらいます。

委任状は、各役所に決まったものが用意されています。

これで印鑑作成から印鑑登録までの作業は終了です。

よくある質問

印鑑作成から、実印を作る方法までを整理しましたが、何かわからないことはありますか?

実印を作るときのよくある質問をまとめてみました。

以前持っていたハンコをなくしてしまいました。全く同じ印影は作成してもらえますか?
できません。法律上・技術的に作成できないようになっています。
彫刻名に旧字が含まれる場合、どのように注文すればよいのですか?
旧字の用意があるサイトを選びましょう。旧字表から番号を指定したり、注文後にメールや電話で伝えたりして伝えます。
彫刻名がアルファベットでも作成可能ですか?
可能です。販売サイトや印材のサイズによって入れられる文字数が異なるため、それぞれのサイトで確認をしましょう。
実印を銀行印として使用することはできますか?
できますが、おすすめしません。併用すると、盗難や偽装などの犯罪に巻き込まれた時のリスクが高まってしまいます。また、万が一、印鑑が欠けたり、摩耗してしまった場合は、実印・銀行印の2つとも登録手続きをしなくてはいけません。
古い印鑑の処分方法について
引き取って処分をしてくれるショップもありますが、セキュリティの観点から処分を代行してくれるところはそう多くありません。10月1日の印章の日に神社に持って行って供養をしてもらうのが一番確実です。自分で処分をする場合は、そのままゴミとして出すのではなく、きれいに拭いてから1年ほど神棚などに寝かせておき、その後、焼くか埋めるかしましょう。
独身女性なので、将来苗字が変わることを考えて、名前だけの実印をつくることはできる?
できます。また、男性でも名前だけの実印をつくることができます。ただし、市区町村によっては、姓名の彫刻がないと印鑑登録ができない役所もあります。事前に住民登録をしている市区町村へ問い合わせをすると確実です。
実印専用の印材はありますか?
実印専用の印材というものは特にありません。しいて言うなら、長持ちする素材の「水牛」「象牙」「彩樺」などがおすすめです。
実印は夫婦で同じものを使ってもよい?
1人1本ずつ持つことを強くおすすめします。印鑑登録をする際、同じ印影がないかの照会はしないため、登録自体はできてしまいます。しかし、実印は本人が確認したことを証明するのもなので、兼用では意味がなくなってしまいます。
実印・銀行印・認印は兼用できますか?
兼用はできますが、防犯や破損した時の手間を考えると、おすすめできません。それぞれ別々に作ったほうが安心です。
実印の変更は簡単ですか?
登録印鑑の「変更」はできません。一度登録を抹消して、新しい印鑑で登録をし直します。住民登録をしている役所に出向いて手続きをしましょう。
実印と三文判の違いはなんですか?
印鑑登録されたものが実印です。三文判でも実印登録できますが、印影が全く同じものが沢山あるので簡単に偽造されてしまいます。実印登録は三文判を避けるのがベストです。
名前のみの実印を持っています。結婚して苗字が変わりましたが、役所に出向いて登録者名を変更する必要はありますか?
必要ありません。役所に婚姻届を提出済みであれば、すでに苗字は変更されています。印鑑証明を取得すると、新しい苗字で発行されます。印影に苗字が入っていなければ、登録印は有効のままです。

実印作成おすすめショップ

数ある印鑑ショップの中から、当サイトが厳選した実印作成におすすめなネットショップ5店舗を紹介します。

どこのショップにするか迷った時は参考にしてみてください。

Inkans.com (はんこプレミアム)

価格 安い
素材 ゲンを担ぐ水晶・宝石が豊富
納期 プラス300円で最短即日出荷

とにかく安く作れるInkans.comが人気No.1です。

広告費を押さえることによって、商品を安く提供しています。

安さだけではなく、想像している以上に品質が良かったと、購入者からの評判もとても高いです。

貴重な琥珀を使用した印鑑も、毎日10本限定で70%オフの5,500円で購入できます。

印影の修正も無料で対応してくれるというのも嬉しいですね。

公式サイトはこちら

ハンコヤドットコム

価格 平均的
素材 摩耗に強いチタンが豊富
納期 最短即日出荷

印鑑をネット販売して15年以上になる老舗のサイト。

年間30万件以上の実績があり、名実ともに印鑑のネット販売業界で有名なショップのひとつです。

なんといっても魅力は配送スピード。自社内で印鑑を作成することによって、最短即日出荷を可能にしています。

また、実印で人気の印材には10年の保証がついているので、摩耗や破損で捺印ができなくなっても、無料で彫リ治しをしてくれます。

電話対応やサイトの情報量が充実していて、はじめて印鑑を作る人のためのカスタマーサポート体勢が整っています。

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ハンコマン

価格 平均的
素材 凝ったデザインの印材が豊富
納期 西日本地域なら翌日到着

西日本なら翌日に商品を受け取ることができます。

個人印鑑2本セットは、実印・銀行印・認印から自由に組み合わせて作れます。

なお、印影の確認を希望する場合は、フォームから問い合わせなければなりません。

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はんこdeハンコ

価格 やや安め
素材 ECO素材が豊富
納期 最短即日出荷

印材の種類はあまり多くありませんが、書体は多めの6種類から選べます。

購入した印鑑1本1本に無料でソフトケースが付いてくるので、わざわざ別でケースを買う費用も手間も省けます。

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平安堂

価格 高額
素材 高級本象牙が豊富
納期 通常最短5営業日〜 1本につき500円で最短2日でお届け

安さやスピードではなく、じっくりといいものを作りたいなら平安堂です。

象牙は100年保証と、驚きの長期保証が付いています。

また、印鑑供養もお願いできます。

公式サイトはこちら

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