契約書類などに押す大切な印鑑は、やはり印影がキレイであることが大切です。
実印や銀行印が押された書類は、自分の意志を示すものとなりますので、印鑑はまさに「自分の分身」ともいえるもの。
「ただ押せばいい」というのでなく、印影の姿・形にも気を配りましょう。
印影がキレイになるためには、まずはもちろんきちんとした印鑑を使うことが必要です。
刻印が美しくなければいけませんし、印鑑の材質も、印影の美しさを左右します。
また朱肉もきちんとしたものを選ばなくてはなりません。
用途に応じ、いくつかの朱肉を使い分けるのがおすすめです。
ところが意外に忘れやすいのが、捺印マット。
印鑑は、硬い机などの上に直に書類をおいたのでは、印影をキレイに押すことはできません。
捺印マットを書類の下に敷き、印鑑を押すのに適度な弾力がなければなりません。
この捺印マットも、印影の美しさに大きく影響してきますので、いいのものを選ぶようにしましょう。
おすすめなのは本革
捺印マットとしておすすめなのは、本革です。
革はやわらかすぎることがなく、適度な弾力があるからです。
ただし捺印マットは、完全に平らなものでなくてはなりません。
革はシワなどが入っている場合がありますので、それがない部位を厳選している製品を選ぶのがおすすめです。
革は品質を保つためには、メンテナンスが必要です。
乾燥してきた場合には、皮革専用クリームなどでケアしましょう。