水牛(牛角)製の特徴

水牛は、実印の素材としては定番といえるでしょう。
象牙が象の牙であるのと同様、水牛の牙から作られます。

水牛には、

  • 黒水牛
  • 白水牛

の2種類があり、それぞれに魅力があります。

男性からは黒水牛、女性からは白水牛が人気です。

水牛実印の特徴

水牛実印は、象牙に次ぐと言われる耐久性が、第一の特徴です。
また朱肉の吸着性もよく、実印の素材として優れています。

黒水牛

黒水牛の実印は、主に東南アジアの水牛から作られます。
漆黒の地に、きれいな縞模様があるのが魅力です。

男性が実印として用いることが多く、大きめの、15〜16.5mmのものが人気があります。

黒い実印が印章ケースに収まっている様子は風格があり、贈答用としても広く選ばれています。

白水牛

白水牛の実印は、オランダ水牛から作られます。
クリーム色をベースとして、美しい茶色の濃淡があります。

象牙と異なり透明感があることから、女性に人気の素材です。
象牙より、もう少し落ち着いた色合いがいいと思う男性からも多く選ばれます。

水牛実印の価格帯

水牛実印は、黒水牛と黒水牛で、価格が大きく異なります。
黒水牛は、平均価格帯は4000円程度で、3000円で購入できるものもあります。

それに対して白水牛は、牙の大きさが小さいため、価格がどうしても高めになります。

黒水牛の倍、だいたい7000円くらいすると思います。

また水牛の中でも、「芯持ち」と呼ばれる、牙の中心部分を使ったものは、希少価値があり、さらにひび割れにくく、耐久性に優れるため、高級品とされています。
価格はさらに高くなります。

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