象牙製の特徴

象牙は、実印の素材として、最高級と言われています。
見た目に美しく、また耐久性にも優れています。

象牙実印の特徴は?

象牙の実印が人気なのは、まずはその見た目です。
風格のある、落ち着いた白い色は、他の素材にはないものです。

またどっしりとした重要感も、象牙の魅力の一つでしょう。
ある程度の重さがないと押しにくい実印には、打ってつけの素材です。

手触りも魅力です。
硬質でありながら、手に吸い付くような感触です。

さらに象牙は、朱肉の吸着性が優れていて、くっきりと鮮やかな印影を押すことができます。
耐久性にも優れていて、一度買えば、一生ものだといえるでしょう。

女性の場合、結婚すると姓が変わり、実印を替えなければならないことも少なくありません。

しかし男性の場合は、同じ実印を使い続けられますから、象牙はおすすめの実印素材だといえるでしょう。

象牙のランク

象牙は、一般に高級素材ですが、その中でもランクがあります。
象牙の中でも特に高級なのは、「芯持ち」と言われるものです。

これは象牙の中心部分を使ったもので、稠密になっています。
目が細かく、耐久性が特に高いのが特徴です。

象牙の価格は?

象牙実印の価格は、そのランクによりある程度の幅があります。
中心価格帯は、1万5000円くらいだと思います。

しかし安いものは8000円くらいから、また高いものは、数万円のものもあります。

象牙は、たしかに実印の素材としては、ある程度の価格はします。
でも自分の分身ともいえる実印として、一生使い続けられると考えれば、そう高いとも言えないのではないでしょうか。

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