実印や銀行印は、それらで様々な取引が可能になる、非常に重要な印鑑です。
紛失したら、すぐに手続きをし、不正に使われてしまうことを防ぐようにしましょう。
実印を紛失した場合
実印を紛失したら、すぐに印鑑登録をした市区町村役場や登記所へ行き、印鑑登録の廃止手続きをします。
これにより、まずはなりすましなどにより、不正に印鑑証明を発行されることを防ぐことが可能となります。
その上で、新しい実印を用意して、その実印を改めて、印鑑登録します。
印鑑登録廃止手続きのやり方は、次のようになります。
印鑑登録廃止手続きのやり方
印鑑登録の廃止手続きは、本人または代理人による手続きが可能です。
本人と代理人で、必要とするものが異なりますので注意しましょう。
本人が手続きをする場合に必要となるもの
- 身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑登録証
- 認印
代理人が手続きをする際に必要となるもの
- 代理人の身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑登録証
- 委任状
- 代理人の認印
銀行印を紛失した場合
銀行印を紛失した場合には、すぐに銀行の紛失受付センターへ電話し、届け出をします。
これにより、まずは銀行印を使った手続きを止めることができます。
その上で、新しい銀行印を用意し、それを登録します。
銀行の窓口へ、本人が行く必要があります。
その際、必要になるのは、
- 通帳
- 新しい銀行印
- 身分証明書(運転免許証など)
となります。
10日〜2週間くらいして、手続完了通知が銀行から送られてきます。
それをもって、新しい銀行印での取引が可能になります。