最高級の印鑑を持ちたいと思うのなら…
やはり「シルバー印鑑」になると思います。
シルバーは、言うまでもなく貴金属。
その印鑑は、単に実用性だけのためではなく、男性としてのステータスを最大限発揮できるものになります。
シルバーの材質は?
シルバーは銀の含有率92.5%のものを「スターリングシルバー(Silver925)」と呼び、シルバー印鑑にもこのスターリングシルバーが使われています。
ただし印鑑として使用するには、一定の硬度が必要。
その硬度が、スターリングシルバーだけでは足りません。
そこでシルバー印鑑には7.5%の銅を使用することによって高度を高めています。
シルバー印鑑のラインナップ
シルバー印鑑には実印・銀行印・認印が、それぞれ複数のサイズラインナップされています。
実印
実印は、法務局に登録することにより、法律上の権利や義務が発生する最も重要な印鑑です。
実印には通常フルネームを彫刻します。
シルバー実印のサイズは、13.5mm・15mm・16.5mm・18mmの4種類。
銀行印
銀行印は紛失・偽造されてしまえば大きな損害が発生します。
かならず認印とは別に作るようにしましょう。
銀行印には姓のみを彫刻し、認印と区別しやすいよう、タテ・ヨコを認印とは逆にします。
シルバー銀行印のサイズは、12mm・13.5mm・15mmの3種類。
銀行印は実印より小さく、認印より大きく、サイズを選ぶのが一般的です。
認印
認印は登録こそしませんが、日常的には使用する頻度が一番高いと思います。
ですからステータスを発揮するには、認印こそシルバー印鑑にするのがおすすめです。
認印のサイズは、10.5mm・12mmの2種類です。
シルバー印鑑の使用上の注意
銀は空気中に含まれる硫化水素や亜硫酸ガスなどの微量元素に触れることで、それら元素と反応し、表面に硫化膜を作ることがあります。
すると銀の表面が黒や茶色に変色してしまいます。
それを避けるためには、銀をできる限り空気に触れないようにすることが必要です。
シルバー印鑑は使用したら、必ずやわらかい布などで拭き、印鑑ケースに戻します。
その上で、冷暗所において保管するようにしましょう。
万が一変色してしまった場合には、まずはシルバー専用クロスで磨いてみます。
それでも変色が取れない場合は、シルバー専用の研磨剤を使用して磨きます。